ごあいさつ

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ごあいさつ

公益社団法人全国調理師養成施設協会は、1973年に産声を上げ、以来、関係法令等に基づき、学校教育を通じて、より質の高い調理師を養成することに努めて参りました。

平成27年度からは、「学校の自由裁量」を重視する養成教育制度がスタートし、各校の独自性が進む反面、調理師養成施設全体として、一定水準の質を担保し、かつ質の底上げを図るための事業展開が必要になっていました。また、日本の食や食文化に対する関心が急激に高まっており、これまで以上に、確かな知識と技術を備えた、より意識の高い調理師の養成が急務とされていました。

このような状況の中、私たちは、調理師養成施設で学ぶ学生とその学生を指導する教職員のスキルアップ、レベルアップにつながる研鑽の場を提供することとし、平成31年4月1日、協会の中に「調理技術教育学会」を設立いたしました。

このように、学会設立の第一義的な目的は、調理師養成施設の教職員・学生の質向上のための環境整備にありますが、関連分野の研究者、教育者、技術者、学生等の関係各位に、是非積極的に加わっていただき、調理師養成施設関係者と相互に研鑽、交流、情報交換をしていただくことにより、その成果として、調理技術の発達、食品衛生知識の普及、調理師養成教育の水準の向上のみならず、食文化の発展、飲食関連産業の振興等に寄与することをめざしております。

私たちは、本学会が関係各位の学術的拠点として認知されるよう、努力を重ねて参りますので、ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。



調理技術教育学会
学会長 中川 純一